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処理済み水に有害物質(対策せずに放出の懸念―福島第一)・・某新聞(社2012年1月)
福島第1原発で、高濃度汚染水を処理した水には、腐食防止などのため大量の化学物質が含まれ、この水が海に放出されると、放射物質とは別に汚染を引き起こす可能性のあることが、東京電力などへの取材で解った。
水は原子炉の冷却に使われるが、建屋地下への地下水流入で、使い切れないほど水量が増え、既設タンクは残り残量が少ない。
混ぜられた化学物質は何れも有害だが、東京電力も国も、この問題を放置している。
投入されている化学物質は、ホウ酸やヒドラジン。
ホウ酸は核燃料が連鎖的に分裂する臨界を防止する働きがあり、年末までに105トンを投入。
ヒドラジンは原子炉などの金属材の腐食を防ぐ役割で、73トンを入れた。
ただし、何れの物質も人体に悪影響がある。
ホウ酸はゴキブリの駆除剤にも使われ、人間が吸い込むと、吐き気や下痢などの症状が起きる。
ヒドラジンは、皮膚に触れると激しくただれ、体内に取り込むと中枢神経や肝臓、腎臓の機能障害を引き起こすとされる。
そのため、水質汚濁防止法などにより規制がかけられている。
汚染水の場合、放射性物質にばかり目が向けられがちだが、外部への放出となると、こうした化学物質による海洋汚染も無視できない問題と成る。
東電は14万トンの処理水タンクを準備しているが、早ければ3月にも満杯になる可能性が合る。
水があふれるのを防ぐため、原発の敷地にまけば作業員らの健康問題に繋がる可能性があり、海洋に放出すれば、新たな魚介類への汚染を引き起こしかねない。
東電担当者は、放射能物質に関しては「仮に放出する際は、可能な限り浄化する」としているが化学物質となると「現時点では特に検討していない」と言う。
環境省も、化学物質の問題には着目していない。

日本はそんな事はしない!
三重県にある四日市の公害で解っているはず!・・・水質汚濁防止法
然し、某新聞社の警告には感謝!・・・懸念される事は、早く潰しといた方が良い!
金と人命どちらを優先するか?・・・なんて悩むはずもない!
早めの対策・処理方法・等々、懸念される対策案を早めに発表したほうが良いのでは?
国民は心配しています!