耐性検査2次評価、竜巻・噴火も考慮保安院

某新聞社2012515

 経済産業省原子力安全・保安院は15日、原子力発電所の運転継続の可否を決める「ストレステスト(耐性検査)」2次評価について、考慮すべき災害として1次評価の対象だった地震と津波に加え、竜巻や火山噴火などを加える方針を示した。

 同日開かれた保安院の専門家による意見聴取会で事務局側が2次評価の評価項目案として示した。

 2次評価は、設計段階の数値で計算する1次と異なり、個別の機器の余裕度を調べたうえで、原発に備わる本来の安全性を調べる手法。保安院は事業者に対して、地震と津波が個別と同時に襲来する場合をそれぞれ検討させるとともに、竜巻や火山噴火、また、低温や積雪など原発立地地域の気象条件も加味させる。

少しは考えるようになって来たようだが、「やっとこれだけ?」という思いですね。

心配される事はまだ他にもある!

国民や人類の未来を考えるなら、真面目に検討して欲しいものです。

 

話はそれますが・・・

最近の会社の考え方では株主とお客との違いはあるのですが、お客も株主と同等の権利を有するような企業が増えてきています

電力会社の場合、客は電力会社を選べない・・・と言う事は、事業主とお客は一体感があり(客である我々が電力会社を育てていると言っても過言ではないでしょう)

「電力会社が電気を我々に与えている」と言う考え方はもう古いのでは?

もっと客である我々の意見を聞くように出来ないものでしょうか?

政治家と同じ感覚で国民を無視し突っ走る様な経営は改めて欲しいものです。