小沢一郎民主党元代表「橋下維新にお株奪われた」「秋にも衆院解散」

 マニフェスト(政権公約)で国民に約束した政策は、すぐにできるものもあれば、大きな改革となればそう簡単にはできない。そのことは国民の皆さんもよく理解していると思う。  ただ、自分たちが掲…

 マニフェスト(政権公約)で国民に約束した政策は、すぐにできるものもあれば、大きな改革となればそう簡単にはできない。そのことは国民の皆さんもよく理解していると思う。

 ただ、自分たちが掲げた政策や主張、理念に向かって一生懸命努力している姿を見せず、実現が難しいからといって、国民との約束を忘れ去ったり捨て去ったりして、今までの流れに乗ってしまった。それが人心が民主党から離れた最大の原因だ。民主党がまじめに努力してくれれば、こんな惨めな支持率になることはなかったろう。

 「今までの流れのまま」とは、長い自民党政権下の官僚行政におんぶにだっこで官僚機構に乗っかるだけの政治になってしまったことだ。今や「自民党政権より悪い」という批判さえある。しかし、自民党への期待が増えたわけでもない。

 橋下徹大阪市長のいう「維新」が本来の民主党の主張であったのに、民主党が忘れてしまったので橋下さんにお株を奪われ、人心はそっちに流れてしまっている。そこに最大の原因がある以上、政権交代の原点に返り、国民の皆さんに訴えたあのときの思いをもう一度思い起こして、努力することが大事だ。

 今からでも遅くはない。まだ衆院任期満了まで1年半近くある。野田佳彦首相はじめ政府・民主党の要職にある人たちは、その気持ちをもう一度思い起こして、みんなで頑張るというふうになってもらいたい。

 政権交代後最初の予算は自民党政権下で作られた概算要求基準を基に編成しなければならなかったが、鳩山由紀夫政権は全国のさまざまな要望も取り入れて、われわれが思っていたことをかなりやり、民主党らしい「芽」は出た気がする。

「一郎ちゃんは解っているんだ!」

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「こわい顔をしているけれど・・・」

「いい人かも」

前原氏「消費増税法案、造反なら処分」

 民主党の前原誠司政調会長は7日の読売テレビ番組で、消費増税関連法案の採決について「党議拘束はかかる。党議違反をした場合、何らかの処分は考えなくてはいけない」と述べ、党内の増税慎

 民主党の前原誠司政調会長は7日の読売テレビ番組で、消費増税関連法案の採決について「党議拘束はかかる。党議違反をした場合、何らかの処分は考えなくてはいけない」と述べ、党内の増税慎重派をけん制した。

 小沢一郎元代表のグループからの造反に関しては「政務三役や党の役職を辞めていない人も多くいる。全員が反対と言っているわけではない」との見方を示した。

 同時に「他党の協力がないと(法案は)通らない。足の引っ張り合いではなく、日本の現状を考えてどう判断するかだ」と指摘、法案成立に向け野党の協力に期待を示した。

「国民の審判を受けるのは野田氏とそれに賛同する人たちでしょ?」

「前原さんだって本当はそう思っているんですよね?」