国会議員の平均所得、4年連続減の2003万円

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 衆参両院は2日午前、国会議員の2011年分の所得などを公開した。

 議員1人当たりの平均所得は、同年3月の東日本大震災を受け歳費を300万円削減した影響で、前年より174万円少ない2003万円(衆院2007万円、参院1996万円)となった。4年連続の減少で、現行制度で公開が始まった1992年分以降の過去最低を3年連続で更新した。

 所得公開の対象は、11年の1年間を通じて在職した国会議員計717人(衆院477人、参院240人)。

 所得が最多だったのは昨年に続き麻生元首相で、4億3137万円だった。主要政党の党首では、野田首相が3166万円で最も多く、自民党の谷垣総裁は1567万円だった。

政調費で「里帰り視察」5回民主党の市議

 北九州市議会の奥永浩二議員(41)(民主党)が2011年度、広島県廿日市市の実家に宿泊しながら、隣接する広島市内の駅周辺や国民宿舎などの視察を計5回にわたって実施し、往復の交通費全額を政務調査費から支出していたことがわかった。

 このうち、お盆を含む8月13〜17日に広島入りした際は、最終日の1日だけを視察に充てていた。識者は「帰省が主目的の『里帰り視察』と疑われても仕方ない」と指摘している。

 政調費収支報告書によると、奥永議員は11年5〜8月に毎月1回ずつ広島市内を訪れ、国民宿舎「湯来ロッジ」、太田川流域、広島駅周辺などを視察。今年1月も1回、同市内を回った。

 北九州市から広島県までの交通費は5往復で計6万5880円。実家などに泊まるため、宿泊費は計上していないという。

 11年8月の視察については、政調費収支報告書に添付されたJRの領収書は、行きが13日付、帰りが17日付。

 奥永議員によると、13〜16日は視察をせず、最終日の17日だけ広島市内で行われた「北九州市修学旅行説明会」を訪れたり、再開発事業について地元市議らに話を聞いたりしたという。

 広島の視察が多い理由については、「観光戦略などがうまい出身地の取り組みを北九州市の事業に結びつけたい」と説明。帰省が主目的と受け取られかねないとの指摘には、「様々な見方があるが、視察は生かせると思うし、宿泊費は(政調費による支出から)外している」と述べた。

 奥永議員は1期目で、民主、社民系の会派「ハートフル北九州」に所属している。

何を考えているんだ?議員どもは・・・

国民に重荷を負わせ、何時までものうのうと高額な歳費を使い省みようとしない。

ああでも無い、こうでも無いって言っているだけで自分に都合いいように歳費を使っている。

少しは遠慮しろよ!